2008埼玉大会：結果

大正大学碧水会カヌー部　２冠達成！

　2008年ドラゴンボートシーズンの最初の大会として、4月27日（日）に「S＆K（さって＆くりはし）Frendship Dragon Cup さいたまぺんてるかっぷ」が開催されました。

　肌寒い曇り空のなか始まった大会は、レースの盛り上がりに合わせるように、気温も上がり、真っ青に晴れた絶好のコンディションの中、250mレース、2000mレースと白熱したレースが繰り広げられました。

アテンション、GO！！！

　250mの予選のあとには、本大会ならではの2000mのタイムレースが行われました。会場の行幸湖特設会場を2周する回航レースは、スタミナとチーム力が試されるレースです。今回は過去最多の7チームが出場しました。ポイントは回航の時のターン！ロスを少なくするための、チームの戦略、舵取りの見事な舵さばきが見ものでした。
　圧巻は、1組目に出場した”大正大学碧水会カヌー部”。1レーンから20秒毎の時間差でスタートする中、3番目にスタートした大正大学は、大きな漕ぎでぐんぐんとスピードを上げ2チームを追い抜き、圧倒的なタイムで連覇を果たしました。

　そんな中、観客の注目を集めたのが、「チーム西尾」。初参加、しかも女性クルーが多いチームでしたが、鼓手：西尾さんの華麗でダイナミックなドラムのもと、見事に長いレースを完走しました。笑顔があふれるいきいきとした漕ぎには、観客から大きな声援が寄せられました。

チーム西尾のダイナミックなドラム

　レースも進み、いよいよ準決勝。1位のみが進める決勝に向け、各チームともタイムを上げながらの熱戦が続きます。準決勝2組目では、兄弟チームの「舞浜河探検隊」と「椿」が激突！準決勝3組目では、「埼玉県高校カヌー選抜チーム」が、さすが現役カヌー部の見事な漕ぎで、大正大学まであと一歩と迫り、大健闘と、見どころがあるレースが続きます。

大健闘の埼玉県高校カヌー選抜

　いよいよ250mの決勝レース。初出場の「HMCC G-MOTION」、決勝常連の「大正大学碧水会カヌー部」「舞浜河探検隊」「INO-G」の4チームが出場。栄光はどのチームに！

　スタートから飛び出した大正大学は、さすがのパドルさばきで滑るように湖上を進み、コンマ数秒で1分を切る、1.00.634というタイムで圧巻の優勝！続く準優勝をめぐっては、舞浜河探検隊とINO-Gが大接戦を繰り広げましたが、今期の練習の成果か、ブロンズコレクターと言われ3位入賞が続いていた「INO-G」が、嬉しい準優勝を飾りました。

王者の貫禄　大正大学碧水会カヌー部

＜＜最終結果＞＞

（レース結果：詳細）
　　・250m予選：結果
　　・250m敗者復活戦：結果
　　・250m準決勝・決勝：結果

(出場チーム）
・出場チーム紹介

関東での次の大会は、5月25日（日）東京ドラゴンボート大会（お台場海浜公園）です。
5月9日（金）までエントリー受付中！